こんにちは。
代表の吉田です。
本日は久方ぶりに、
OVIE STUDIOに並ぶブランドの取り扱い理由や経緯をお話しする
何で取り扱いを始めたんですか?
を更新させて頂きます。
後半は、
ウイルス騒動によってOVIE STUDIOが行ったこと
を綴っております
vol.1~6はこちらからご覧ください。
どのブランド/デザイナー様にも深い思い入れや、大切な思い出があって、
vol.1~6で紹介させて頂いた全てのブランド/デザイナー様に感謝し、尊敬しています。
そして、全デザイナー様、ブランドに関わる全ての方々が大好きです。
今回のブログで紹介させて頂く「ESSAY」ももちろん同様です。
まだ紹介出来ていないOVIE STUDIOに並ぶブランド/デザイナー様もです!!
それでは、お話しさせて頂きます。
ESSAYは竹井博秀氏、加瀬隆介氏のお二人が手掛けております。
OVIE STUDIOを担当して頂いているのは竹井さん。
ブランドデビューシーズンは2015AW。
OVIE STUDIOでは唯一、デビューシーズンから共にお仕事をさせて頂いてるブランドです。
僕にとって、ESSAYが特別である理由は2つ。
1つは上で書いた様に、
唯一デビューシーズンからの取り扱いブランドであること
2つ目は、
ESSAYデザイナー竹井さんが、
僕がバイヤーとして伺った人生初の展示会で対応してくださった方であること
です。
「デビューシーズンからの取り扱いブランド」
であれば、それは思い入れがあるよね、となるかと思います。
ただそれだけではなくて、
セレクトショップにおいて、
そして僕のスタンスにおいて、
「デビューシーズンからの取り扱いブランド」
が特別である理由が別にあります。
それは、
今後の方向性に対する信用が必要だという点。
長年続けているブランドであれば過去のコレクションを見ることでその世界観や今までの経緯を目視できます。
デビューシーズンから取り扱うということは一つのコレクションしか見れない。
(ESSAYの場合は2015AW)
(ESSAYの場合は2015AW)
つまり、今後お店(OVIE STUDIO)とは違う方向に進んでしまう可能性が大いにあるということです。
僕は一度取り扱いを決め、共にお仕事をする以上、可能であれば一生共に歩んでいきたいと考えております。
セレクトショップには様々なスタンスがあって、
毎シーズン全く異なるブランドを並べるお店もあれば、
OVIE STUDIOの様にどのシーズンもほとんど並ぶブランドの変わらないお店もあります。
僕は、多くの年月をかけてデザイナー/ブランドとの信頼を築いていく、そんなお店を営みたい。
セレクトショップには様々なスタンスがあって、
毎シーズン全く異なるブランドを並べるお店もあれば、
OVIE STUDIOの様にどのシーズンもほとんど並ぶブランドの変わらないお店もあります。
僕は、多くの年月をかけてデザイナー/ブランドとの信頼を築いていく、そんなお店を営みたい。
そのような考え方の僕ではデビューシーズンからの取り扱いはほぼ不可能です。
ただ、その不安を覆す理由が2点目にあります。
「人生初の展示会で対応してくれたのがESSAYデザイナーの竹井氏であるということ」
僕が人生初の展示会(Edwina Horl 2014SS)でガチガチに緊張している時に接してくださいました。
当時、竹井さんの勤め先がEdwina Horlのショールーム(展示会を開催する企業)でした。
鮮明に記憶に残っています。
当時24歳だった僕に対して、丁寧に親身に、そして笑顔でお話しをしてくださいました。
同じ学校卒でも、同じ会社でもありませんが、頼れる先輩のように感じております。
その竹井さんがブランドを始める。
噂では聞いていましたが、
直接ご本人から聞いていたわけでは無いので、
OVIE STUDIOに取り扱いのお声がけをして頂けるのかも分からない。
1~2ヶ月くらい郵便受けをそわそわしながら確認していました。
展示会に招待頂けた時、嬉しかったです。
共にお仕事をしたいという気持ちから、
展示会前の段階でどのようなブランドであろうと取り扱いのお願いをすると内心では決めておりました。
展示会前の段階でどのようなブランドであろうと取り扱いのお願いをすると内心では決めておりました。
ESSAYの存在をお客様が知らなくても、
今後の方向性が分からなくても。
今後の方向性が分からなくても。
初めての展示会でお話をさせて頂いてから、
5~6回ほど展示会でお会いする機会があって、
竹井さんの「かっこいい」は僕にとっても同様にかっこ良かったし、
竹井さん自身の服装やスタイリングにも一種の憧れの様なものを感じていました。
その人が作るブランド、
と言う安心感が間違いなく存在していて、
だから、
今後の方向性に対する信用
は過去のコレクションやLOOK BOOKからではなく、
竹井さんという人間に感じていたんだと思います。
OVIE STUDIOではESSAYデビューシーズンの2015AWから、
今シーズンの2020SSまでの10シーズン、
一度も欠くことなく提案させて頂いております。
オンラインショップで先ほど確認したところ、
2015AWから現在までに232種のアイテムを掲載しておりました。
冷静に232という数字を見て、
その多さに驚いています。
今までに本当に多くのお客様にESSAYのアイテムをお届け出来たことを嬉しく感じております。
お選び頂いたみなさま、
誠にありがとう御座います。
もちろん次シーズン(2020AW)もOVIE STUDIOにてESSAYを提案させて頂きます。
OVIE STUDIOに初めて届いたESSAY 2015AWのアイテムはこちらのバルーンシャツ。
デビューシーズンとは思えない勢いで完売。
およそ5年が経過した今でも、多くのお問い合わせを頂くシャツです。
最後にバルーンシャツが入荷したのは一年以上前。
今年も3着のみ入荷の予定が御座います。
カラーはgray(size:Mが1着)、
black(S/M共に1着ずつ)の2色。
6月末には届くかと思います。
楽しみにお待ちくださいませ。
最後に、ウイルス騒動によって、OVIE STUDIOがブランドと共に行った企画や、今後予定している内容をお伝えさせて頂きます。
1
先ずは今も開催中の
「kujaku 2020SS Special event」
kujakuデザイナー/スタッフの方々が、
OVIE STUDIOの為に特別な衣服を仕立てて下さいました。
加えて、2020SSコレクションピースの一部をお届け頂いております。
現在、
limited editionが8種、
20SSコレクションピースが6種、
ブーツが1種のご用意です。
およそ半分ほどが既に完売してしまっております。
リミテッドアイテムのほとんどが1~2着のみの生産。
お悩みの方みえましたらお早めに御検討頂けましたら幸いです。
suiren sandal
も少量となりますが近日入荷致します。
kujakuの取り扱い自体は次シーズンの2020AWからの予定でしたが、少し早まった形です。
この企画の何が凄いかと言うと、
「取り扱い前」だということ。
本来、取り扱いが始まり、何年か経過して、
お互いに対する信頼が高まった時にやっと可能な、
スペシャルな企画内容のはずです。
本当にデザイナー西坂さんとスタッフのお二人に感謝しております。
落ち着いたら名古屋で手羽先100人前くらい御馳走させて下さい。
2
そして、記憶に新しい
Leh Archive Exhibition
5月31日までの開催で、つい先日終えました。
Lehの過去の作品や一点ものが計145点OVIE STUDIOに並んだ、
圧巻の内容。
Lehデザイナー三上さんが、OVIE STUDIOの雰囲気や好みを考えてセレクトして下さいました。
僕たちセレクトショップのために、デザイナーがアイテムをセレクトする。
いつもはもちろん逆ですから、面白いですよね。
4月中旬頃にLeh渡辺さんと近況報告の様なお電話をしていて、
ウイルス騒動の最中、
お客様に喜んで頂けることをしましょう。
とお話が進んで実現した企画。
「みなさま、店頭にいらして下さい」
と言える状況ではもちろんなかったので、
145種全て撮影をして、
編集をして、
アイテム説明を綴って、
毎日10種前後をオンラインショップに掲載して参りました。
夜20:00頃にその日の分が掲載出来ていないと焦りに焦って、
パソコンを触る僕は鬼の形相だったかと思います。
企画中毎日、
Lehの公式インスタグラムアカウントで、
その日の新掲載アイテムを告知して頂きました。
ブランドが、セレクトショップの紹介を毎日するって、
1~2年前だったらあり得なかったと思います。
そもそもブランド、デザイナーの言葉を見たり聞いたり出来るのは、
デザイナーの著書や、雑誌、テレビくらいでしたよね。
ブランド、デザイナーが直接発信をする時代になったことを強く実感しました。
僕のセレクトショップ経験の中で、
ここまでブランドと密に(SNS上で)、
二人三脚で走りきった企画は間違いなく初めてです。
Leh渡辺さん、
企画中の約1ヶ月、
大袈裟じゃなくて50時間以上は、
僕たちのために使って頂いてしまったのでは無いかと感じています。
本当に毎日ありがとう御座います。
Lehのお二人には、名古屋の、ブランコのあるお店でラーメンとビールを御馳走させて下さい。
3
Edwina Horlには、2020SSのストックをお譲り頂き、
現在オンラインショップに掲載しております。
Edwina Horl
ONLINE SHOP
非常に手間のかかった刺繍のカットソーは今シーズンのピックアップアイテム。
どのブランドでも出来ることではない、
特別な仕様です。
エドウィナホールの國井さんとは年齢が近いこともあって、
緊急事態宣言中もよく電話でお話しをしておりました。
昨年、2019年、OVIE STUDIOにてEdwina Horlのアーカイブ展を開催したのを覚えていらっしゃるしょうか。
一般的に、アーカイブ展の様な特別なイベントは、どのセレクトショップでも開催出来るわけではありません。
僕がOVIE STUDIOをオープンした2014年に、
「〜さん(確か東京のセレクトショップ)が開催しているEdwina Horlのイベントを弊店OVIE STUDIOでも開催させて頂けませんか」
と打診したことがあります。
その時は、
「まだお店が始まったばかりですし、もう数年経過してからにしましょう」
と断られてしまいました。
その日から約5年が経過し、昨年、初めてEdwina Horlアーカイブ展が実現しております。
その時に並ばなかったアーカイブアイテムがアトリエに少々眠っているそうです。
まだ確定ではありませんが、
Edwina Horl アーカイブ展 2020ver.
を開催出来るかもしれません。
Edwina Horl國井さん、宜しくお願い致します。
國井さんには、居酒屋で飲んで語った後、
公園でコンビニの酎ハイを朝日が出るまで御馳走し続けたいと思います。
4
YANTORにも、2020SSのストックをお譲り頂き、
現在オンラインショップに掲載しております。
YANTOR
ONLINE SHOP
YANTORは、取り扱い店舗を増やすスタンスではなく、
限られた店舗と深い付き合いを、
とよくお話して下さいます。
そのスタンスのため、
東海地方(愛知/岐阜/三重/静岡)
でYANTORの実物に触れることが出来るのは、
現在、OVIE STUDIOのみです。
東海地方のYANTORファンはOVIE STUDIOに並ばなかったYANTORの衣服を見ることが困難です。
そのため、可能な限り多くの衣服をオーダー出来る様、毎シーズン努めております。
ただ、セレクトショップである以上、全てのアイテムをオーダーすることは不可能。
一時的に8~9割のラインナップが揃いました。
(現在は完売してしまった型が多いため、5割程のラインナップ)
現在入荷済みのアイテムは全てオンラインショップに掲載しております。
東海地方のYANTORファンの皆様はもちろん、
全国の皆様にお楽しみ頂けましたら幸いです。
YANTORのお二人には以前に味噌カツをご案内したので、
次名古屋にみえる際には、
お昼にナポリタンを、
夜には激辛の中華を御馳走させて下さい。
5
My Beautiful Landletには3月頃、
2020AW展示会にて、
別注アイテムを3型お願いしております。
ビッグジャケット(1度のみ過去に展開された型)
袖紐ブルゾン(定番アイテム)
紐ビッグパンツ(OVIE定番別注アイテム)
全て、チノ素材に後加工を施したマイビューティフルランドレットらしいストリート×モードな生地を使用します。
先に、ビッグジャケットが仕上がったと本日連絡が御座いました。
今週末には紹介させて頂きます。
My Beautiful Landletデザイナー赤崎さんには頭が上がりません。
東京で食事をご一緒させて頂く際にも、1円たりとも僕に出させない、格好いい大人の背中を毎度見せて頂いております。
せめて名古屋では、御馳走させて下さい。
ご希望のお食事を探してご用意致します。
6
BISHOOLは2月の終わりに入荷することが決まっていた、
Liberty Pants
を、
辛いニュースが飛び交う中で、少しでも私たちの衣服で気分が上がってくれたら幸せです。
街に出ることも億劫になってしまっているかもしれないけれど、
たまの、よそいきの衣服に、私たちBISHOOLの服を着て欲しい。
のBISHOOLデザインチームメッセージのもと、
¥35,000の定価を、
最初から¥20,000に変更してオンラインショップにて販売させて頂きました。
オンラインショップ掲載後、即完売。
こちらの企画で、少しでも笑顔になる人が増えたのであれば、
OVIE STUDIOとしても幸せです。
その後、4月の終わりに、BISHOOLオリジナルマスクが届きました。
販売は一切せず、BISHOOLのアイテムをお選び頂いた方にお届けするのみのマスク。
(既に全てお届け済みで在庫は御座いません。
先日のブログでお伝えした通り、
三輪和也氏とのコラボレーションアイテム
"LIVE"シリーズのみマスクが付属します)
OVIE STUDIOスタッフアカウントのIGTVにて、
スタッフはまうえとくわはらが紹介しております。
一般的なマスク同様、
耳にかける使い方はもちろん、
付属の紐で結んでお使い頂くスタイルも提案されています。
その紐があることで、首にかけることも出来る仕様です。
BISHOOLデザインチームのF氏には、
縫製工場様の位置する岐阜県で、
お好みのウイスキーを御馳走させて頂きます。
7
OVIE STUDIOスタッフはIGTVを始めました。
こちら
からご覧頂けます。
撮影や編集の技術が安定して、
定期的に撮影出来るようになったら、
YouTubeにも掲載していこうと話しています。
その時にはまたこちらのブログでお伝えさせて頂きます。
OVIE STUDIOスタッフには、
温泉旅行に招待して、
卓球大会を開催しようと思います。
後半少し冗談まじりになってしまったのにも関わらず、
最後まで長文にお付き合い頂き、
誠にありがとう御座います。
今後ともOVIE STUDIOを何卒宜しくお願い致します。
おやすみなさい。
OVIE STUDIO(オヴィエスタジオ)
住所/名古屋市中区大須2-15-42竹内ビル3F
TEL/080-3655-4146
MAIL/oviestudio@ovie.jp
営業時間/13:00~20:00
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