OVIE STUDIO BLOG: どんな人をスタッフにしたいですか。

こんにちは。

前月の26日に、

[OVIE STUDIO スタッフ募集]

というブログを書きました。

数名の方に履歴書を頂いたり、

店頭までお話をしに来てくれたりと大変ありがたい反応を頂きました。

誠にありがとうございます。

結果としては、今回の募集でスタッフが増えることはありませんでした。

強い熱意でお話をしてくださる方や、丁寧に丁寧に文章を綴ってくださる方もみえて心苦しい想いもありました。

その中で一人だけ、面接ではありませんがお酒を飲みに行きました。

何故その一人と飲みに行ったのかを聞かれたら、

「誠実な字と、履歴書の限られた文字数に込められた気持ち」

に心動かされたからです。

結局、現時点ではタイミングが合わずスタッフをお願いすることは出来ませんでしたが素敵な方でした。

その方が、お酒を飲みに行った数日後、

「スタッフに求めていること、どんな人をスタッフにしたいかを教えてください」

と連絡を頂きました。

ブログで書けるような内容ではありませんので、もし気になる方みえましたらお話にいらしてください。

今回のブログでは、上記の答えとは別で、僕が考える「素敵な人間像」について少し書きたいと思います。

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こちらの写真を御覧ください。

是非、アップで。。

過去のブログ(サロン撮影vol.9(takuya ishihara))で紹介させて頂いた美容師のtakuyaさんが某コンテストでグランプリに輝いた際の一枚です。

伝わりますか、この逸材感。

男なら一度は憧れたことのある出来る感。

漫画の主役では無いけれど人気投票で一番になるエース感。

総数何千何百のグランプリに輝いた受賞時。

ピシッと背広を着た偉そうな人に対して、No,1が帽子を外さない。

ハーフパンツにスニーカー。

トップスはインするどころかインナーのレイヤードを楽しんでしまっています。

舞台上で帽子をかぶっている人は一人のみ。

タバコは一切吸わなかったけど、怪我してヤンキーになったのに部活に戻った瞬間3ポイントをすぱすぱ決める三井寿のような、

ゾロがひたすらに筋トレしてるのに料理をつくって女の子に優しくしてるだけ強くなっていくサンジのような、

どの少年漫画にも一人はいる逸材感です。

何が凄いかってグランプリを獲るレベルまできているのにも関わらず、そのスタンスを貫いているところです。

どうせ、たくさんいます。

帽子にハーフパンツで表彰台あがるなんて余裕!!

というスタンスの美容師さんは。

大抵そういう人はそのスタンスだけで、表彰台にあがる実力はありません。

いざ、表彰台にあがる実力をつけた時には、

良い年になってきたし、、、

社長、先輩後輩見てるし、、

と丸くなってしまってキチッとした格好で表彰台にあがるようになります。

若い頃はそういうスタンスであった人も、年と実力を重ね、立場に責任が伴うにつれて薄くなっていったんだと思います。

もし僕が美容師だった間違いなくシャツにスーツです。

僕はtakuyaさんのような、確かな実力が伴った面白みのある男性女性に惹かれます。

一般的では無いことをするだけなら誰でも出来ますし、
真面目に長年働けば表彰台に立つことも可能でしょう。

結局、こういうことを自然体で出来るかどうか。
人間性って言うんでしょうか。
やっぱり言葉には出来ない何かが必要なんです。

今スタッフとして働いているすみかが美容師だったら間違いなく、あかのれん(分かりますか?)で買った最近お気に入りのキッズサイズのパンツを履いて表彰台にいます。

美容師さんってどちらかと言うと苦手な僕ですが、

「takuyaさんのような方がしっかりと実力を認められてグランプリに輝ける業界」という意味では素敵だなぁと思いました。

おやすみなさい。