OVIE STUDIO BLOG: サロン撮影(takuya ishihara)

こんにちは。

本日は美容師さんとの撮影ブログ。

突然ですが、美容師さんはオシャレってイメージがとても強い職業だと思うんです。

少なくても僕みたいに「床屋さん」通いの人はそう思ってるはず。

僕の通っている床屋さん↓

GORYOKU(名古屋市南区)

https://www.facebook.com/GORYOKUCHOUEIKAN

優しいお兄さんが1人で営んでいるアットホームな床屋さん。

おススメです。

しかし、意外とそんなことはないと思います。

ファッションに無知、それどころか服に関してはセンスが無い人の方が多い気すらしてます。

なんなら、僕の通ってる床屋のお兄さんの方がオシャレ!と話が脱線しかけるくらいです。

ただ、間違いなくイケメンが多い。

ここですね。

ここでなんかオシャレなイメージがついちゃってる。

顔がオシャレ

がどっかで軌道が変わって

服がオシャレ

ってなってる。

ある美容師さんに

「なんで男性美容師さんってこんなにイケメンが多いんですか？」

と聞くと

「やっぱりモテたい、とか美容師がかっこいい職業という考えで目指す人が圧倒的に多いからですかね。」

続けて

「でもそういう人は大抵やめるよ」

と加えてお話ししてくれました。

美容師って離職率がとても高い職業みたいです。

その理由を、
仕事の内容が辛い
給料が安い

とインターネットで目にし、周りからも実際の声として聞きますが、
そんな理由だけでは有りえないことだと思うんです。

だって、美容師さんのお給料が少ないことなんて今や常識。

そんなことは美容師になるために学校に通う前から分かっているはずなんです。

なのにも関わらずなぜ辞めるのか。

単純に目指した理由が安易なものだからだと思います。

美容師さんってほとんどの場合、高校の中盤には「美容師になる」って決めるわけじゃないですか。

つまり、高校の段階で職業を決めて専門学校で美容師になるためだけの努力をするわけですよね。

美容師国家試験は年間約25,000人が受験するというデータも出ています。

それだけの人数が高校の段階で夢に描くんです。

無理です。

明確な理由を持って、本当に確かな「夢」としてそれだけの人数が未成年の段階で40年働く職業を決めて叶えるなんて。

上にも書いた美容師国家試験、合格率は80%前後のようです。

平成26年には88.9%。

目指したほとんどの人が一旦は叶ってしまう職業。

だからこそ、なってからが大変なようです。

なることは誰でも出来て、
なってから予想を大きく上回る辛さが待ち構えている職業。

ただ、その中で一部の、本当の意味で夢に描いて努力をしてきた人のみが、
店長だったり独立してお店を持ったりしています。

僕自身、服屋というお仕事を始めて、
多くの美容師さんたちに出会いましたが皆さん凄いです。

休みにも仕事をしたい、
仕事に繋がる努力をしたいという姿勢。

単純に仕事のことが根っから好きだという気持ち。

この二つは僕の知る限りどの職業よりも強いと思います。

今回、共に撮影して頂いたtakuyaさんはまさにその内の一人。

以前にOVIE SNAPでもご協力頂いております。