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2020年3月21日土曜日

「kujaku 2020FW 受注会の話 / はまうえ編」


0.はじめに

こんばんは。
はまうえです。

先週末より4日間御座いました、
kujaku 2020FW 受注会 / 名古屋

お越し頂いた方々、
改めて有難うございました。

また、デザイナー西坂氏を始め、
スタッフの葉さんにも感謝致します。

私は、全日程で展示会に立たせて頂きました。

デザイナーの西坂氏がご来場頂いた方々に
服の説明をしている様子を聞いていたり、
ご試着頂いている様子を眺めたり、
はたまた、自分なりに服を見て感じたことを
今回はこちらのブログに共有したいと思います。

夏の終わり頃に納品されるであろう、
kujakuの最初のデリバリーに向けた
備忘録としても記したいと思います。

3/24までOnline Shopでも
kujaku 2020FWの受注会をしておりますので、
そちらをご覧頂く際の参考にもなれば幸いです。


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さて、前置きは一通りさせて頂きましたが、
本題に入る前に少し余談をさせて頂きます。

名古屋のkujakuの受注会を皆様はご存知でしょうか。

お越し頂いた方しかわからないかと思いますが、
受注会後にはデザイナーの西坂氏と共に
スタッフ・お客さんを交えてお酒を飲みに繰り出します。

デザイナーとお店のスタッフでご飯やお酒を飲みに
行くことは割とあることだと思います。

しかし、お客さんを交えてという所が
あまり類を見ない所だなと思いました。


私も、服屋さんで働く前の
一人のお店に通う者だった頃。

あの服を作っているデザイナーさんは
どんな人なのだろう。と、
単純に興味がありました。

受注会にデザイナーさんが来てくださり、デザイナーさんから
直接話を聞くことが出来るのはとても貴重な体験でした。

受注会後の、いわゆるオフの瞬間にでも
お客さんと話をするのは
感謝に溢れた西坂氏ならではだなと思いました。

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それでは本題に移ります。
下記より。

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1.店頭受注会で人気だった服

題の通り、店頭受注会で人気だった服を
ご紹介する前に、どの服が人気何だろうと
一度Online Pageより予想して頂くと面白いかもしれません。












ご覧頂けましたでしょうか。

それでは、名古屋の店頭受注会で、
人気だった服をご紹介していきます。






男性からの人気が一番高かったのは
nankyo jacketでした。

kujakuの服の名前をご覧頂くと、
どれも植物の名前が名付けられています。

南薑(ナンキョウ)とはどんな植物なのでしょう。
気になった方はぜひ調べてみてくださいね。

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こちらのジャケットは、かなり細身です。
店頭で受注頂いた方もスタイルが良い方が
多かったと記憶しています。

細身の服ながら身体の構造に沿うように
設計されているため、動きやすく着心地が良いです。

また、ジャケットやコートのインナーとしても
秀逸なデザインで、首の高さや袖の細さなど
レイヤードをすることも考えられた作りです。

ジップには高品質と名高い
Excellaを用いております。

ダブルジップのため、魅せ方も
人それぞれにお楽しみ頂けます。

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ウールとリネンで織られた生地は、
あまり生地に詳しくない人がみたら、
一見わかりにくい生地かと思います。

反対に、生地のことが好きな人が見ると
おっ!っとなるような風合いが御座います。

リネンとウールの繊維の良さを活かした
心地好く上品な生地です。

秋・冬はもちろん、春までお召し頂けます。

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nankyo jacketを試されている方達は
ジップアップのタイプのブルゾンやシャツと共に
皆様店頭の受注会では悩まれていました。

下記に写真とリンクを貼っておきますので
そちらもぜひご参照下さい。


kujaku / mizokakushi shirts


kujaku / himeutsugi blouson




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kujaku / getto skirt

女性からの支持が一番多かったのは
こちらの getto skirt でした。

月桃(ゲットウ)という植物から名付けられています。

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タイトスカートに膝上くらいまでの
深いスリットが2本入っております。

可動域の広さに加え、
女性らしい肉体の美しさがひき立つ一着です。

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生地はウールを100%使用しています。

座ったり、膝を曲げたりとする際に
生地が擦れて弱ってしまいにくい様な、
高密度に織られた生地です。

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私は、男性ですので着用できませんが、
もしも自分が女性だったら、と妄想すると
こちらのスカートは「欲しい!」と
なっていたかと思います。

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kujakuが2020FWで展開していた数多くの
パンツの中でも一番人気だったパンツは
こちらの fuji pants でした。

藤 (fuji)という植物より名付けられています。

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ふんわりと広がる様な
バルーンシルエットのパンツです。

裾にボタンが施されており、
開閉することでワイドなシルエットにも
お好みで変えて頂けます。

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このパンツはシルエットも勿論ですが、
他では見たことの無いような生地が特徴的です。

シルク×ラミーの生地は
kujakuというブランドならではかと思います。

ラミーは麻の一種で、
リネンやヘンプに近しい繊維です。

その中でも、しゃりっとした風合いの強い
ラミーの繊維は独特の光沢が特徴です。

シルク×ラミーはより上品な光沢で
高品質な生地かと思います。

季節を問わず、心地好くお過ごし頂けます。

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kujaku / nogeshi jacket

男女問わず支持を得ていたのが
こちらの nogeshi jacket です。

野芥子(ノゲシ)という植物から名付けられています。

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150cm台の女性から、190cm近くの男性まで
幅広くサンプルのsize 1で着用頂けていました。

もともとオーバーサイズの作りですが、
袖口で溜まる仕様になっておりますので、
どなたでもお召し頂けるのが特徴です。

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かたちはジャケットと言うよりも
オーバーサイズのカーディガンや、ノーカラーのコートに
近い印象があります。

様々な服の上からでもお召し頂けますので
あると確実に便利な一着かと思います。

男女問わず支持された理由は
様々な体型の方でも、様々なかたちで似合うといった、
OVIE STUIDOらしさだったのかなと
個人的には思いました。

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2.私好みの服




kujaku / shakunage pants

私のオススメ その1は
shakunage pants です。

石楠花(シャクナゲ)という植物より名付けられています。

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こちらのパンツのお気に入りポイントは2点あります。

リラックスしたシンプルで美しいシルエット。
そして、それに相応しい肌触りが良くあたたかな生地。

上記の2つがお気に入りで
私も個人でオーダーを致しました。

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ウールとカシミアを用いた編み生地を
用いたパンツです。

穿き心地は非常に上質な部屋着の様に
スウェットを着ているかの様な柔らかさが御座います。

それに加えて、ウールとカシミアの保温性もあるため、
秋冬に重宝すること間違い無しです。

1本あれば間違いなく多用すると
確信しました。

価格も今回のkujakuの中では
そこまで高く無いのもおすすめのポイントです。

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kujaku / suzuran coat

私のオススメ その2は、
suzuran coat です。

鈴蘭(スズラン)は割と皆様ご存知かと思いますが、
鈴蘭という植物より名付けられています。

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ルックのメインにも用いられたコートです。

ネックの高さや着丈の長さなど、
一目見て「カッコイイ!」と思わせる
魅力のある一着かと思います。

ネック部分は立てても開けても、
お好みに応じてお楽しみ頂けます。

生地にハリがあり、へたっとしてしまうことは
御座いませんので、どの状態でも美しいままお召し頂けます。

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ウールとシルクを用いた
気品のある上質な生地を用いています。

メルトン地の様な真冬のヘビーな生地では無いため、
インナーの調節次第で
秋口から冬、春先までお召し頂けます。

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サイドに入っているスリットの様な切り込みは、
テーラードジャケットに見られる
ベンツによって作られています。

スリットの場合は、
切れ込み同士の生地が重なることは御座いませんが、

ベンツにすることによって、
"静"の状態でぴったりと生地が重なり合います。

細かいところですが、
そこまで含め、緻密にデザインが施されています。

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kujaku / sumire pullover (Round Neck)

私のオススメ その3は
sumire pullover です。

菫(スミレ)も皆様ご存知かと思いますが、
菫という植物より名付けられています。

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インナーとして秀逸だなと思い、
私自身もこの型をオーダーしました。

シルエットはタイトながら、
張り付く様な感じではなく、
身体に寄り添う様な着心地です。

生地も適度に厚く、
季節を問わずお召し頂けます。

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sumire pulloverは
今回のkujakuの服の中では一番価格も安いです。

ただ、カットソーにしては
決して安い金額ではありません。

しかし、kujakuというブランドの良さは
このカットソーにも詰まっています。

もし、kujakuに触れたことが無いという方でも、
このカットソーを着て頂くことで、
きっと他の服も良いのではと
思って頂ける様な一枚かと思います。

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3.終わりに

いかがでしたでしょうか。

名古屋の展示会で人気だった型を4点と、
私のオススメの型を3点ご紹介させて頂きました。

その他にも、時間が無限であれば
ご紹介したいものは御座いますが、
キリの好いところでまとめとさせて頂きます。

前回の私のブログをご覧頂いた方に向けてですが、

kujakuの服を見ていない時点でも
「今までのシーズンを上回る服作りをするだろう」
と断言しておりました。

実際展示会で服を見てみてどうだったのか。
と気になる方もいるかと思いますが、
私が確信していた通り、
より良いものを作り続けていました。

勿論、服というのは評価が定まっておらず、
主観や好みで選ばれることは重々承知です。

その為、昨シーズンの方が好みだった
という方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、昨シーズンよりも良い服を
作るという点に置いては確実に成し遂げていると思います。

次は納品の頃に。
また、来シーズンも楽しみにしております。

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余談

kujakuの服に用いられているボタンの話です。

一人の熟練したボタン職人によって、
削り出され、磨かれて美しく仕上げられた
貝ボタンが用いられています。

細かいところまで緻密にデザインする
kujakuというブランドには
当たり前のことかもしれません。

ただ、一つ、
実際に服を見たときにボタンに違和感があると思います。

本来、表に用いられる磨かれた面が裏側にと
逆の向きでつけられています。

デザイナー西坂氏は、
「美しいものが使われているのを、
自分だけが知っていたらいいじゃん。」

と、言っていました。

どう思われるかは、受け取り手次第ではありますが、
その美意識は私と共通するもので、
ふふってなりました。

余談終わり。



それでは、おやすみなさい。